WAA  KITAYABU

北藪和

最後の具体にして、ネジャ派の先駆け。具体、から、ネジャ派に転換する結節点に存在する画家。師は、松田豊。

西洋アンフォルメの影響から始まった具体が、、最後には日本の精神性を持った独自の境地に至り、やがてはネジャ派に変化してゆく過程は、グローバルな時代からグローカルな時代に変化してゆく、その先ぶれともいえる画家。

キャンバスに鉛筆という極めて難解な手法は、3-5cmの細い線の膨大な数の集合体で存在を表現する独特の手法に昇華され、画面に無数の細い線を密集させて形象を描くという手法に至った。

略歴

大阪に集団就職(村上鉄工所)
大阪府に採用され、現在勤続38年
神戸大学法学部卒業
十万人の顔スケッチ達成(通勤電車内で)
キネティック作家 松田 豐に師事
1988年より鉛筆作品を発表し始める。
1990年より各種絵画コンクールに応募、以後17年連続受賞歴を重ねる。
平行して毎年個展開催
1977年、五次元の構想が生まれ、
1997年に「のしてんてん系宇宙」4部作として私的宇宙論を完成出版する。
1999年 のしてんてんデッサン論完成。
以後、内的世界に向って、心の中を一人旅続け、今

個展

受賞

1991   ' 91IBM 絵画イラストコンクール [ 優秀賞] 作品集  
1992     第14 回エンバ美術展[新人賞]
1992     第10 回現代日本絵画展宇部絵画ビエンナーレ[ 佳作]  
1993     第13 回京都美術展( ビエンナーレ)[ 優秀賞]  
1994  第8 回美浜美術展[FBC 賞]
1995     第24 回現代日本美術展[ 大賞]    
1996     第3 回別府現代絵画公募展[ 優秀賞]         
1997     吉原治良賞第9 回美術コンクール展[ 優秀賞]         
1997      97ABC美術コンクール [優秀賞]        
1998      第4回小磯良平大賞展 [ 佳作] 以後毎回出品         
1999      2000 京都美術工芸展 [ 優秀賞]         
2000      第10 回花の美術大賞展 [ 大賞]         
2002  ビエンナーレ竜神第2 回翔龍祭美術展[ 大賞]     

 

他、多数