仁木このみ
やがて朽ちて、次の命を育む木や植物の循環に惹かれ現在の制作に至ります。自然の一部である人間が、自然の循環から外れて作り出したプラスチックは、どのようなかたちで循環していくのか。漂流物は変色や変形を経て、大量生産品であった頃とは異なる個性的な姿を見せます。その状態をプラスチックの循環過程としてとらえ、ありのままの姿を活かした作品を作りたいと思っています。
略歴
札幌生まれ。2020年 金沢美術工芸大学 卒業。
2018-2019 フランス,ナンシー国立高等美術学校 留学。
2020年 金沢美術工芸大学 修士課程 入学/在籍。